気付くこと

犬の管理をしてそれを記録として残していきますが、その記録を見ていると本当に同じ犬でも全く違った形でデータが残っているのでこれはとても興味深いものです。

同じ物を与えて同じことをしていても体の大きさの違いが出てきたり、全く本当に同じ犬なのかと思うほど差ができたりするのはびっくりします。

そういう時は途中から食事をかえます。

大きい子はそのまま体の小さい子は、できる限り栄養面を沢山与えていき、同じぐらいの大きさにそろえていきます。あまり大きくすることは売れ残りますので、そのバランスがとても難しいということになります。

また急激に食べ物を変えたりするとそれによって体調の変化もありますので、この点がとても難しいところになります。

やっぱりこういうときもドッグフードを食べられるようになるととても大きいと思います。ドッグフードの選別も私たちの腕の見せ所になるんですよ。

おいしいえさはワンちゃんが健康に育ってくれますから。

健康管理

ワンちゃんたちの健康管理には非常に気をつけてやっているつもりですが、やはり栄養も十分に足りもしくは衛生面できちんとしていたとしても、どうしても生まれたての赤ちゃんなどの場合は免疫力がなくてなくなってしまうということもあります。

そのため、ドックフードを食べられるまでのあいだは、ミルクの中にしっかりと栄養の薬と体を悪くすることがないように予防策としての薬をまぜて与えることがあります。

本来はお母さんの母乳の中にしっかりとそういったものが含まれているのですが、ここも切り離して育てていますので、なかなかそこまで行かないことがあります。

ここが本来なら、私の仕事の腕の見せ所になるのですが、毎回毎回犬の種類が違いますので、その時その時が勉強ですが、勉強ばかり言ってられません。あくまで商売ですので失敗もいけませんので毎回が本当に真剣勝負です。

育てた犬たちがすべて飼い主が決まった時は本当に感動ものですよ。

これは私たちしか味わうことができない喜びです。

しなければならない使命

商売上ですので、仕方が無いことだと思いますが、、やはり犬は商品であるということから、売れ筋の商品を買いそろえていく必要があります。

これって本当に嫌な仕事だと思います。売れない商品を置いておくよりも売れ筋の商品を置いておく方が、やっぱりそのペットショップは流行っていると思われるからです。

もちろんブリーダーとしてできるだけ赤ちゃんから育てていきたいという気持ちがありますが、それをしていると間に合わない場合もありますので、知り合いのところから取り寄せたり、少々値が張ったとしても購入したりして販売しています。

本当に動物を売るというのは、時折悲しくなるときがありますが、仕事をしているので仕方ありません。

ですので、売るというよりも買ってもらうという意識で丁寧に大切に育てていくことが私の仕事だと割り切っています。

とても辛いときがありますが、これも他の者に変わってやらなければならない仕事だと思い頑張っています。

全てではない

ドッグフードは確かに栄養的にすぐれていますが、私はどちらかというと比較的小さい犬の場合、ドッグフードはやわらかい方がいいと思っていますなぜならば、あごの力がそれほど強くないからです。

大型犬になればなるほど、あごの力がしっかりとしていますので、少々硬いものでも大丈夫ですが、小さい犬の場合はそれほどあごが発達してるわけではありませんので、どちらかというとやわらかめのドックフードがいいとおもいます。

ドッグフードに悪いものは入っていません。しかしそれによって、アゴや歯が悪くなってしまっては全く意味がありませんので、できるだけ小さい犬はやわらかめのものを与えるかもしくは硬くても水分を含ませてから柔らかくしてからあげるようにしてあげて下さい。

それが1番です。まあみていれば食べにくそうだったり、ペースが遅かったりなど何かしらの兆候があるとおもいますので、その変化にどれだけ気付いてあげられるかがおおきなポイントではないでしょうか。

リセットする

動物というのは本当に現金なものです。えさの時間になるとみんな壁をガリガリとします。

ガラス越しにその息がかかっています。硝子が白になっていく犬の部屋が沢山出てきます。特に子犬の場合は、ドッグフードというよりもお母さんのおっぱいが欲しい年頃ですので、ミルクの飲み方が全然違います。

そこでの反応やいろんなものを見て、その日の体調に合わせたものを与えるわけですが、もちろんその時にポイントとなってくるのは、彼らの排泄物です。

それを見てどうすればいいのかということを考えており、えさを与えるタイミングや調整をしていくわけです。同じところで与えるフードでも体調が悪い場合は下痢を起こしするわけですから、そうなると整腸作用の混ぜた薬をいれたり、もしくはあまり効果がないようなら、究極には、えさを与えないということもあります。

与えない方が回復しやすいということも経験上分かっています。こういうところがやっぱり素人の方はなかなかわからないのです。

食べる=元気になると思っている方が多いのですよね。

実は動物は食べないことによってリセットする働きがあるので、そこを理解していかなければいけないのです。

プロとして

毎日状態を確認し、その犬に応じたえさを与えるようにしています。

もちろん私たちは商売上犬を見ますので、えさの与えるタイミングも大事にしていますが、何よりもずっとドッグフードを与えてあまり芳しくない結果が出てきたときは、一般のものに切り替えたり、時には薬を入れたりして体の調子を元に戻すようなこともします。

それは、やっぱり売れるためにいいいぬを提供したいという観点からみるといえますが、私はそうではありません。

売れるとか売れないとかにかかわらずこの犬が、生きてきて人生をおえるときにやっぱり幸せだったと思ってもらいたいのです。

それが本当に思ってもらえるかどうかはわかりませんが、私自身はそれをするのが1番の仕事だと思っています。そして元気になった時、ドッグフードを与えたときにガツガツと食べてくれるようになると本当に嬉しいなと思います。

だからこそお客様にいい犬を提供することができると私は最終的に思っています。

これだけしっかりと食べてくれるのですから、どこかの家で飼われる時でも喜んでもらえると想像できるからです。

犬を育てる仕事

私は犬をそだてています。まさしくブリーダーの仕事をしています。

子供をうませてそれを育てていってお客様に買い取ってもらうのが主な目的なのですが、それは単にうませているというだけではなく、その間に育てていかなければならないのもありますし、そして、言い方は悪いのですが、売れ残ってしまった犬もでてくるわけです。生き物ですからそのまま処分というわけにはいきませんが、そして私たちも人間ですので、愛情もわいてきます。

その戦いはいつまでも続くわけです。因果な商売だなと思ってします。

でも、健康で若々しくそして元気でお客様に喜んでもらえるような動物を提供したいと考えた時にやっぱり必要になってくるのは経験上ですがえさだと思っています。

グルーミングや毎日の世話など大変なところは沢山ありますし、それはそれで必要なのですが、それはドッグフードの重要性から比べると、さほど重要なものはないと思っています。

これからはそのことを中心に書いていきます。